【自己投資の為の読書】なぜ本の内容は頭に残らないのか
今回は読書に関する記事。
さて、突然ですが、
あなたは普段読書をしますか?
このブログをお読みの方で、
本を読んだことがないという人はいないと思います。笑
日頃から本が身近にあって月に10冊以上読む読書家の方もいれば、
普段はスマホをいじっているから、1冊も読まない!
という方、人それぞれだと思います。
私は少し前まで全く本を読まなかったのですが、
"本は一番で身近で手軽な自己投資"という、
どこかで見たような言葉に触発されて、最近読むようになりました。笑
私はビジネス本を多く読むのですが、
著者の考え方や体験を凝縮して学ぶことができるので、
効率のいい学習だと感じています。
また、静かな家の中で集中して読書に入り込むことができると、
何とも言えない心地よい気分になる事が出来ます。
今後も続けていきたいですね。
さて、そんな身近で手軽にできる読書ですが、
読み終わって1週間、10日、2週間と時が経っていくと、
まったく頭に残っていない事ってありませんか?
本を読み終わって勉強した気になって本棚に入れて、
少し時間が経てば内容を徐々に忘れていき、
半年もすればタイトルすら思い出せなくなり、
1年も経つとなぜこんな本を買ったのか・・・?
とすら思うようになる^^;
私は最近まで、こんな経験を繰り返していきました。笑
これでは、読書に費やした時間が無駄になってしまいますね。
今回の記事では、
・なぜ頭に残らないのか
・頭に残るようにするにはどうしたらいいのか
と言う点について、書いていきたいと思います。
読書しても頭に残らない理由
理由は二つだと私は思います。
”読み終える事が目的になっているから”
読み終わったという事実を得たいが為に、
読書をしているパターンです。
こんな経験ありませんか?
あなたは、株式投資に興味を持ったので、
書店に行き、読みやすそうな本を一冊購入しました。
内容を見ると、確かに分かりやすいし、
本の事をそのまま実践すれば株式投資で勝てそうな気がします。
しかし、知らなかった新しい用語が出てきたり、
証券会社へ資料の請求をしなければ始められないようで、
少しめんどくさくもなってきました。。。
でも、せっかく買ったからとりあえず読み終えようと、
気合を入れなおします。
途中めげそうになりながらも、
なんとか読み終える事が出来ました。
なんとなく、勉強できたような気分です。
そして、読み終えた本は本棚へ・・・
二度とその本は開かれる事なく、
お蔵入りとなりました。。。
私は学生時代からこんなことを頻繁に繰り返してきました。
これの何が問題かと言うと、
とりあえず読み終える事が目的になってしまっている事。
大事なのは本を読み終える事でなく、
本からいかに内容を吸収できるかです。
読み終えた達成感が目的になってしまい、
結局何も頭に残っていないのでは、
意味がないものになってしまいますね。
次2つ目です。
”得た知識を使っていないこと”
実際本を読んで新しい知識を得る事が出来ても、
自分の中に留めておいては、いずれ忘れてしまいます。
本で得た情報や知識は使わないと無価値です。
周りからは物知りと言われるけど、
結局それを活かして実践した事はない(もしくは圧倒的に少ない)
という事態に陥るわけです。
知識はあるけど、自分の経験を踏まえて得た考察や知見はない。
いわゆる
ノウハウコレクターや評論家
みたいな感じですね。
口だけでは1円の価値にもなりません。
情報や知識は、使ってみて初めて価値が生まれるものです。
人にひけらかす為だけの勉強をしているのであれば、
今すぐその考え方を直すべきですね。
頭に残るようにするにはどうしたらいいのか
前半では、本を読んでも頭に残らない2つの理由を書いてきました。
私は、本から知識を吸収する為に、
2つの事を心掛けています。
1つ目は、
”同じ本を何度も読む事”
です。
最初は時間の無駄のように感じるかもしれません。
でも、どうせ忘れるならちょっと時間を費やして
もう一度読み返してみませんか?
何度も読んでいるとその人の考え方が定着してくるのを感じます。
定着してきたら新しい本を読み、同じことを繰り返します。
すると、繰り返していく内に自分なりの考え方、
自分の進む道が見えてきます。
よく"守破離"とも言われますが、
その道を極める為には、まずお手本が必要です。
守破離とは
- 守:支援のもとに作業を遂行できる(半人前)。 ~ 自律的に作業を遂行できる(1人前)。
- 破:作業を分析し改善・改良できる(1.5人前)。
- 離:新たな知識(技術)を開発できる(創造者)。
※守破離 - Wikipediaより一部引用
お手本を参考にして遂行し続けることで、
自分の物へと落とし込むことができる、と思います。
2つ目は、
”知識をアウトプットすること”
得た知識は人に話したり、ブログやSNSを通して発信する方が、
圧倒的に頭に定着します。
実際に、科学的にもアウトプットは頭に残りやすい、
というデータも出ています。
http://kabasawa3.com/blog/socialmedia/reason_output_memory
アウトプットの重要性について、
当たり前のように言われるようになりました。
アウトプットの方法については何でもいいと思います。
親や友達に話すでもいいし、
ブログやSNSで発信するのもいいでしょう。
アウトプットを続けていけば、
頭に残りやすくなってる事を実感できるはずです。
得た知識を活用して、トライ&エラーを繰り返すことが、
成功への近道だと私は思います。