ベトナム(ハノイ)からラオス(ヴィエンチャン)へバスで行ってきた ハノイ⇒ベトナム国境編
Gondyです。
2018年12月18日にバスに乗って、
およそ24時間、丸一日です・・・。
行く前に少し調べてみましたが、
ネットに載っている情報の通り、なかなか厳しい旅となりました。笑
紹介していきたいと思います。
ベトナム(ハノイ)からラオス(ヴィエンチャン)へバスで行ってきた
まず当たり前ですが、ベトナム(ハノイ)からラオス(ヴィエンチャン)
に行く場合には、バスのチケットを購入する必要があります。
ハノイ⇒ヴィエンチャンのチケットの相場は30ドルくらいです。
そして、バスは夕方6時半~7時くらいに出発します。
旧市街のそこら中にあるどこの旅行代理店でも、
ホステルのような宿泊施設でも、バスチケットを買う事が出来ます。
私は、現地の知り合い経由で購入し、
60万ベトナムドン(3,000円=約27ドル)でした。
泊まっていたホステルで手配する場合が29ドルだったので、
少しだけお買い得だったと思います。
街中に旅行代理店があるので、探したらここより
安く購入できる所もあるかもしれませんね。
私が買ったのは、
シンツーリスト ハノイオフィス
という所です。
知り合い経由でこの代理店を紹介してもらいましたが、
多分飛び込みで行ってもチケットは購入できると思います。
ラオス行であれば、
・ ハノイ⇒ルアンバパーン
のバスも購入できるはずです。
私がこの旅行代理店に行き、
バスチケットを購入したい旨を伝えた際には、
「ラオス行のバスは1社しか走っていない」
「このルートは旅行者からの評判がよくない」
「スリーピングバスだが、非常に狭い」
「時間も丸一日かかる」
という、後ろ向きな事をたくさん言われました。笑
なんとなく、その辺の噂は聞いていたので、
「俺は気にしないから大丈夫だよ」
という事を告げました。
後にこの言葉のいくつかについて、
痛感する事になるのですけども。笑
ちなみに、バスの購入の際には、
・自分の滞在しているホテル
・名前
を聞かれます。
旧市街に滞在している場合、
夕方4時半~5時くらいにピックアップに来てくれます。
一人の場合はバイクで迎えに来てくれて、
二ケツして集合場所まで送られる事になります。
私はピックアップの際に、
迎えに来たおじさんにチケットを確認され、回収されました。
集合場所に行くと3人の人が待っていました。
1人は中国人でルアンバパーン行き、
そして私がヴィエンチャン行き、
と言う感じでしたね。
そこからピックアップに来たおじさんが、
流しのタクシーを拾いお金を渡した後に、
4人でバスターミナルに向かう事になりました。
さっそくトラブル発生
私達がタクシーに乗ったのが、夕方5時頃。
比較的小さいタクシーに4人乗ったので、
車内はぎゅうぎゅうでした。
運転手は英語は出来ないようです。
そんな中30分くらい走った所で、
なんとなくバスターミナルっぽい所に着きました。
そのバスターミナル内で警備員みたいな人と何かを話しています。
ベトナム語なので、さっぱりわからないのですが。
しばらくすると、
「君たちが行くべきバスターミナルはここじゃないらしい」
的な事を私達に言って、バスターミナルから出てしまいました。
「え、行き先聞いてたんじゃないの?」
「いやいや、そんなん知らんから早く連れてってくれよw」
という雰囲気を出す私達。
しかし、バスターミナルを出た運転手は、
困ったような怒ったような感じで、
まったく訳が分かっていないっぽいです。
バスターミナル周辺をうろうろした挙句、
路肩に車を止めて、道端で一服を始めました^^;
周りで飯を食べている人と、なんか会話に盛り上がっています。笑
”行き先分からず、なんとなく乗せちゃった感じなのね" と思った私は
「このままだと、バスの乗り遅れちゃうよね。どうしようか」
と、中国人の子に話しかけました。
すると、
「俺がチケット買ったホステルに電話して、運転手と話してもらうよ」
との事。
Simカードを持っていたのは私だけだったので、
中国人の子に携帯を貸し、ホステルに電話をし始めました。
ホステル側に事情を伝え、運転手呼び戻して話をしてもらい、
なにかを理解したの、再度車は出発。
一周ぐるっと回って、同じバスターミナルに戻ってきました。
「結局ここであってたんかい!!!」
と全員が感じたのは言うまでもありません。笑
ちなみに、バスターミナルの場所は、
住所は、Cổng C BX Nước ngầm, Hoàng Liệt, Hoàng Mai, Hà Nội
です。
もし、迷ったら運転手にこの住所を告げてくださいね。
分からんと言われたら、運転手のスマホで調べさせてください。笑
車を降りるとすぐに、
「ヴィエンチャン?ルアンバパーン?」
と聞いて回るバス会社のスタッフみたいな人がいます。
その人に行先を告げると、バスまで案内してくれます。
一悶着ありましたが、ようやくバスに乗る事が出来ました。
バス乗車・・・しかし
ようやくバスの乗る事が出来た私。
バスの中はこんな感じです。
リクライニングのような感じです。
このような座席が2段×3列×7列と、
後ろに3人が寝れる雑魚寝スペースが2段あります。
乗車の際は特に何も言われなかったので、
適当なリクライニング席に座っていました。
しばらくすると、バス会社のスタッフが来ました。
そのスタッフは私に、
「チケットはあるか?」
と聞くので、私は、
「ピックアップに来たやつに渡したからないよ」
と返答。すると、
「それなら君の席はここだ」
と言われた先に案内されたのが、
雑魚寝スペースでした・・・(゚д゚lll)
(ちょっとブレててすいません)
多分VIPシート(高い方)とスリーピングシート(安い方)があって、
私が買ったのはスリーピングシートだったのだと思います。
実際入ってみると、一番低い所で高さは50cmくらい。
起き上がる事はできません。寝る事しか出来ません。
そして、178cmの私は足を完全に伸ばすことは出来ません。
常に足を曲げていないと体が収まりません。
ここで、1日過ごすのか・・・・。
と思って横になると、目の前の天井に、
歴代の経験者たちのメッセージが書いてありました。
「Welcome to the box」
「 You can do it !!」
「 It will end・・・」
苦笑いしか出ませんでした。笑
私も何か書いてやろうかと思いましたが、
なんか言われたらめんどうなのでやめておきました。。。
そんな事をしていると、ようやくバスは出発。
幸い雑魚寝スペースの定員3人の所2人なので、
何とかなるかなぁ、とその時は思っていました。
しかし、しばらく乗った所でバスは複数の場所で停車し始めました。
結局10か所くらいで停まったでしょうか。
あれよあれよと人は増え、私の雑魚寝スペースにも一人入り、
最終的には通路で寝る人も出始めました。笑
完全に定員を超えています。。。
「日本ではありえないな、でもこれも旅の経験の一つだな」
と思うようにしました。
夜10時頃に途中休憩
3時間くらい走った所で、バスは休憩所に停車しました。
こんな感じの場所です。
奥の方で食事が注文できるようになっています。
いくつかメニューがあるようでしたが、
よく分からなかったのでとりあえずフォーを注文しました。
狭いバスから降り解放された補正も入っているかもしれませんが、
このフォーはベトナムで食べた中で、一番美味かったです。
金額は25,000ドンか30,000ドンでした。
普通の金額だと思います。
ここで30分ほど休憩し、
バスはラオスとの国境に向かいました。
夜3時頃にベトナム⇒ラオスの国境に到着
私が雑魚寝スペースで寝ていると、
夜3時頃にエンジンが止まった感じがして目が覚めました。
周りを見ると、同じようなバスが大量に停まっています。
直感で国境に着いたのだな、と思いました。
しかし、国境は朝7時まで開かないようです。
バスの中は暗く、スマホの電池も切れたので、
私は再度寝る事にしました。
そして、朝6時くらいになると、
周りがざわざわし始めたので、私もそれに合わせて外に出ました。
(国境周辺の景色)
(ベトナム側の国境ゲート)
山奥の国境という事もあって、激寒です。
周りでは歯を磨いたり、売店で朝食を食べている人がいます。
しばらくすると、みんな国境に向かって歩き始めたので、
私もそれについていきました。
国境に入る前に、ベトナム人をパスポート回収されますが、
私達外国人は回収される必要はありません。
覚えておきましょうね。
出国手続き自体はそんなに難しくありません。
カウンターでパスポートを渡して、
特に何も聞かれる事なく入国する事が出来ました。
ラオス国境⇒ヴィエンチャン まで編に続く
さて長くなりそうなので、
ここら辺で一度切りたいと思います。
ラオス入国後は、さらにカオスな事態が起こります。
明日更新しますので、ご期待ください。