イギリス英語とアメリカ英語、ぶっちゃけどちらを学んだ方がいいの?
今回は、"英語"に関しての話です。
ここ数年で街中で外国人を見かける人が増えたこともあって、
いつかは英語を学びたいな、と思っている人も多いのではないでしょうか。
実際のデータとしても、学生の内から留学をしている人が、
年々増え続けているようですね。
「協定等に基づく日本人学生留学状況調査」によると、
大学等が把握している日本人学生の海外留学状況は、
平成28年度(2016年度)で、96,641人(対前年度比12,185人増)となり、
留学者数の多い国・地域は、
アメリカ合衆国20,159人(対前年比1,483人増)オーストラリア9,472人(対前年比1,392人増)カナダ8,875人(対前年比686人増)でした。
※文部科学省のHP
http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/1345878.htm より引用
(↑↑↑残念ながら、私が留学に行ったニュージーランドは文にありませんが、
おそらく増えている事でしょう・・・)
学生として届けている人だけでこの数字ですので、
短期留学だったり社会人になってから行っている人も含めたら、
もっと多いはずです。
日本にいる若い人達が世界に目を向け始めている、非常にいい傾向ですね。
さて、英語に関していろいろと調べていると、
英語の中にアメリカ英語とイギリス英語の二つが
存在している事が分かるかと思います。
アメリカ英語は、その名の通り主にアメリカ人やフィリピン人が話している英語です。
イギリス英語は、イギリス(英国)はもちろん、
オーストラリア・ニュージーランド、インド、
英語を日用的に使うヨーロッパ国々の人たちが使う英語です。
例外的にカナダの英語は、イギリス英語とアメリカ英語が混ざった言葉だそうです。
私達の感覚で言うと、英語=アメリカ人
みたいなイメージを持っている人が多いかと思いますが、
意外とイギリス英語がベースになっている国がたくさんある事に気付きます。
当記事では、アメリカ英語とイギリス英語の違いと、
実際どちらを学ぶべきかを解説していきたいと思います。
アメリカ英語とイギリス英語の違いは
二つの英語の間には、いくつかの違いがあります。
例えば、
アメリカ英語は"中心"を Center と書くのに対し、
イギリス英語は Centre と書きます。
er が逆になっている訳ですね。
他にも、
メーターは meterとmetre、
映画館は theaterとtheatre、
のように違いがあります。
これらは、読み方に関しては一緒です。
tre となっているからと言って、
ミートレ(?)・シアトレ(?)
とか読む必要はありませんよ。笑
日本の道路看板の英語や私達が学校で習ってきた教科書の英語は、
アメリカ英語の表記になっていますので、
私達はアメリカ英語のが馴染みやすいかもしれませんね。
また、発音に関しても違いがあります。
アメリカ英語は一つ一つの単語の発音が強いのに対し、
イギリス英語はなんとなくこもったようなはっきりとしない感じですね。
それと関連して、しゃべる内容に関しても
アメリカ人は正直に率直に思った意見を言うのに対し、
イギリス人は少し遠回りしたはっきりしない事を言う事が多いような気がします。
遠回りではっきりしないという事は、日本人と近いように感じますね。笑
他にも単語のアクセントの違い等調べれば色々あると思いますが、
主な所はこれくらいでしょうか。
アメリカ英語・イギリス英語 どちらが多く使われている?人口比率は?
日本人にとっては、明らかにアメリカ英語の方が
馴染みがあると思います。
シリーズ物の海外ドラマはほとんどがアメリカ発の作品だし、
日本のニュースを見ていても、海外のニュース=アメリカと言っていいくらい、
アメリカに関する割合が大きいです。
歴史を振り返ってみても、日本とアメリカとは切り離せない関係にいますから、
ある意味当然なのかもしれませんね。
しかしイギリス英語が、オーストラリアやニュージーランド、
ヨーロッパ諸国、さらにインドで話されていることを考えると、
イギリス英語を話している人は非常に多いと思います。
世界一有名なニュースBBCも、
イギリス英語を基にしています。
人口比率であらわすのは非常に難しいですが、
インドを含めるとなると、イギリス英語の方が世界で話されているかもしれません。
じゃあイギリス英語とアメリカ英語 どちらを学ぶべきなの?
では、結論としてどちらを学ぶべきか、、、ですが、
実際どっちでもいい |゚∀゚)ノ
です。
ちゃんと理由もありますよ。笑
答えは、皆さんはなぜ英語を勉強するか、にあります。
学校の受験で必要だとか、テストで勉強しなければいけない場合を除き、
多くの人は英語をしゃべれるようになりたい、から勉強しますよね。
(会社の入社試験や、昇給・昇進の為にToeicを受ける方も一定数いるかと思いますが、
この場合においても、どちらの英語でもいいと思います)
イギリス英語のネイティブスピーカー、
アメリカ英語のネイティブスピーカー、
お互い発音や言い回しの違いを多少感じるかもしれませんが、
彼らは普通にコミュニケーションをとることができます。
多少の違いがあっても、英語の文法や単語が
まるっきり変わってしまうわけではありません。
どちらの英語を学んでも、世界中の人としゃべれるようになるんですよ。
まず、どちらでもいいから英語を学んで、英語の能力自体を上達させる事が大切です。
少し嫌な言い方にはなりますが、これから本格的に英語を学ぼうとする人が、
悩む問題ではないと私は感じます。
この記事のまとめに
当記事では、アメリカ英語とイギリス英語の違いと、
どちらを学ぶべきかを述べてきました。
アメリカ英語の特徴は、
・アメリカ、フィリピン等で話されている
・一個一個の単語のアクセントが強い
・日本人に馴染みがある
・日本に入ってきている海外ドラマは基本的にアメリカ英語がベース
イギリス英語の特徴は、
・オーストラリア、ニュージーランド、インド、ヨーロッパ諸国で話されている
・発音が少しこもっている
・人口としては、アメリカ英語を上回っている
私の結論としては、どっちを学んでもいい。
まずはどちらかの英語を集中して学んで基礎を付けること!
英語はコミュニケーションツールです。
「ネイティブはそう言わない」とか「ダサい英語」とかどうでもいい事気にしてるから英語が無駄に難しくなる。そんな概念は邪魔でしかない。英語はコミュニケーションツールだろ?意味が伝わればいいんだよ。カッコいい/カッコよくないなんでどうでもいい。伝わる/伝わらないだけ気にしてりゃあいい。
— Testosterone (@badassceo) August 8, 2018
英語で大切なのは発音ではなく伝わるか伝わらないか。一万円札が新札かボロボロかなんて気にするか?しないだろ?英語も同じだよ。使えたらいいんだよ。発音が下手なのを気にして英語を使わないのは一万円札がボロボロだからといって使わないぐらい勿体無い。使ってりゃ自然とうまくなるからまず使え。
— Testosterone (@badassceo) August 8, 2018
上記のツイートにもあるように、
スペルが違うとか、アクセントが違うとか、ネイティブの言い方と違うとか、
そんな事はどうでもいいんです。
極論伝わればいいんですよ。笑
伝わるようになったら、その次のステップに行けばいいだけです。
これから、英語を勉強しようとしている方、勉強を続けている方、
外国語の取得は非常に難しいですが、
毎日少しずつでも一緒に頑張っていきましょうね。