東南アジアのビザ情報
今回は、東南アジア諸国のビザについて、
解説していきたいと思います。
この"ビザ"と言うものですが、
あまり海外旅行をしない方には、馴染みがないかと思います。
ざっくりいうと、ビザ=入国許可証です。
日本国のパスポートを持っていれば、ほとんどの国で
入国許可証を空港でもらえますが、
一部事前に申請しないと入国できない国もいまだに存在します。
今となってはかなり少なくなりましたが、
数年前までは事前に大使館と郵送でやり取りしたりe-Visa(電子ビザ)を
申請しておかないと入国できないという事が結構ありました。
年々海外旅行に行きやすくなって、
我々としてはうれしい限りですね。
今回は東南アジアにフォーカスして、
各国のビザ情報を載せていきたいと思います。
当記事はあくまで、観光に関するビザ情報になります。
ワークビザ等の観光目的以外のビザについては
勝手が大きく変わるので、今回は除外します。
私が行ったことのある国に関しては、
簡単な国の情報も載せておきますので、
良かったら参考にもしてくださいね。笑
東南アジアのビザ情報
まず、どの国に入国する際にも共通している事ですが、
パスポートの残り期間が6か月以上必要です。
もし、6か月以内に切れるパスポートを持っていた場合、
入国する事が出来ず強制帰国をする事になります。。。
残り期間が短くなっている人は注意が必要です。
パスポートは期限内でも更新ができるので、
余裕を持った行動を心掛けましょう。
1.タイ
タイのビザ免除の条件は、
・陸路入国は15日間以内、空路入国で30日間以内の滞在
・所持金10,000バーツまたは家族で20,000バーツを持っている
・出国する為のチケットを持っている
事が条件になります。
正直、私は出国の為のチケット確認はされた事はないですが、
周りの人の話を聞くとまれに確認されることがあるようです。
街中の交通網も発達していて、
治安も結構安定しているし物価も安いので、
旅行者には行きやすい国ではないしょうか。
2.ベトナム
ベトナムのビザ免除の条件は、
・15日以内の滞在
であることです。
ただし一点注意したいのが出国して、
30日以内に再度入国する場合は、
別途ビザが必要になります。
例えば、
12/1入国⇒12/10出国
して、再度
12/20入国
する場合は、別途ビザ申請が必要になります。
気を付けましょうね。
ベトナムは物価は安いですが、
移動手段のメインはタクシーやバスになるので、
若干不便さを感じるかもしれません。
ただ、食べ物や見所は多いですし、
都市部の発展は著しいので、観光する価値のある国だと思います。
3.ミャンマー
ミャンマーのビザ免除の条件は、
・30日以内の滞在
であることです。
私がミャンマーに行った3年前は、
事前にビザ申請が必要でした。
オンライン上で申請できましたが、
確か50USドルでしたね。高い!笑
最近になって、
2018年10月1日~2019年9月30日までの間は、
ビザなしで入国できるようになったみたいです。
ミャンマーはアジア最後のフロンティアとも呼ばれます。
交通網は悪いですが、治安はそこまで悪くありません。
食べ物は・・・あまりおいしいものはなかった気がします。笑
物価は安いですね。
街はごちゃごちゃしていますが、
個人的にはザ・アジア感があって好きだったりします。
また、東南アジアはバイクが非常に多いですが、
首都ヤンゴンでは走っていません。
法律?でヤンゴンの街中で乗っちゃいけないのだとか。
その分車の渋滞がエゲつないんですけどね。笑
4.カンボジア
カンボジアでは、空港アライバルビザを取得する必要があります。
日本で事前申請をする必要はないのですが、
カンボジアの空港に着いた際に申請しなければならないのです。
その額は現在30USドルです。
ビザを取得する事で、30日間滞在できます。
日本でもビザを取得する事は出来ますが、
代理店が入っているので、若干割高です。
心配しなくてもビザはカンボジアの空港で取れるので大丈夫ですよ。笑
飛行機から降りると、たくさんの外国人客が申請用紙を書いているので、
場所はすぐわかると思います。
私は東南アジアでカンボジアが一番好きです。
落ち着いた雰囲気と、圧倒的な存在感のお寺。
ツーリスト向けのパブが乱立する地域の少し外れには、
真っ暗な庶民の暮らしが存在している。
カンボジアには東南アジアが凝縮されています。
ビザ代やお寺の入場料やらなんやら
他に国より多少お金がかかりますが、
一度行ってみる事をオススメします。
5.マレーシア
マレーシアのビザ免除の条件は、
・90日間の滞在
であることです。
他の東南アジア諸国より長めに滞在できます。
しかいった事はないので、あまり多くは語れないのですが、
物価はシンガポールより格段に安かったです。
シンガポールの動物園の入場料が2,000円するのに対し、
マレーシアは60円だった気がします。笑
街も一部を除いては、平和そうに見えました。
裏路地に入ると少し怖いかもな、とも感じましたが。
余談ですが、最近MM2Hビザというビザを利用して、
長期で滞在する日本人も多いようです。
MM2Hビザは、1,650万円以上の所得証明と一定額の月収の証明が出来れば、
マレーシアに10年間滞在が許可されます。
物価の安いマレーシアで長めに暮らすのも憧れますね。
6.シンガポール
シンガポールのビザ免除の条件は、
・30日以内の滞在
であることです。
世界的にも経済力の高い国ですので、
治安やアクセスは抜群にいいです。
私も行ったことはありますが、
マーライオンやマリーナベイサンズ、カジノ等の
定番の観光地は見ごたえはあります。
ただ、東南アジアのガヤガヤとした喧騒感を味わいたい人には、
少し物足りないかもしれませんね。笑
7.インドネシア
インドネシアのビザ免除の条件は、
・30日以内の滞在
であることです。
イスラム系の国ですので、
一部危険と言われるところもありますが、
急速に発展している国でもあります。
私はインドネシアに行った事ないので、
ぜひ行ってみたい国の一つです。
8.フィリピン
フィリピンのビザ免除の条件は、
・30日以内の滞在
であることです。
他の東南アジアの国と比べて、
治安の悪い話とも言われています。
どこの国でも共通しますが、
特に人が集まる所は治安が悪くなりがちです。
フィリピンで言ったらマニラですね。
気候も温暖なのでマリンスポーツを楽しむのには、絶好の場所です。
物価も安いので危険な所に行かなければ、
楽しめる国ある事は間違いないです。
9.ブルネイ
ブルネイのビザ免除の条件は、
・14日以内の滞在
であることです。
この国は行ったことがある人は少ないのではないのでしょうか・・・?
私も行った事ありません。
マレーシアに挟まれている国で、
天然資源が豊富にある為に非常に裕福で、
教育・医療費・税金がタダとも言われていますね。
謎の多い国です。笑
まとめに
当記事では、東南アジア諸国のビザ情報について
解説してきました。
結論を言うと、日本人はカンボジアを除き、
東南アジアすべての国を観光する事ができるわけです。
ちなみに日本はパスポートのみビザ申請なしで旅行できる国、
世界ナンバーワンなんですよ。
それだけ世界的にも信頼されているという証ですね。
日本近くには、東南アジアと言う魅力的な国々がありますので、
時間のある人は足を延ばしてみる事をオススメします。