若者にテレビ離れが進んでいる理由を、少し掘り下げて考えてみた
さて、みなさん突然ですが、日頃テレビを見ていますか?
家にテレビはあるけど、最近見る時間が減ってきた、
という人も多いのではないでしょうか。
私の家にもテレビはありますが、
高校野球やサッカー等のスポーツを見る以外に、
テレビをあまり見ることがありません。
(よくある謎のテレビ見てないアピールじゃなく、ホントに見ません!笑)
私の子供の頃(20年程前)は、夜7時から9時くらいまでは
テレビにかじりついて見ていたような気がしますが、
今はそんな光景も減ってきているでしょう。
最近は、主に若者世代を中心にテレビ離れが進んでいます。
ここ数年、テレビ離れが進んだ理由としては、
テレビの代わりにネットの世界に没頭する人が増えた
という事が明らかですね。
テレビがつまらなくなった、という意見もあるかと思いますが、
ネットの世界が面白くなった、という方がしっくりきますね。
それでは、テレビとネットの間にどのような違いがあるのか・・・。
個人的に分析してみました。
テレビの特徴
テレビの特徴としては、
テレビ局が選び編集した情報が勝手に入ってきます。
他人によってピックアップされた情報が受動的に入ってくるわけです。
だから、万人受けする話題か個人的によっぽど興味がある話題
でないと私達は興味を持ちません。
また、勝手に情報が入ってくるので、
頭を使う必要がありません。
勝手に情報が入ってくる。
脳が受身的に情報に触れ活発に働いていない分、
疲労感を感じずらいとも言えます。
ネットの特徴
ネットの最大の特徴は、
自分から情報を取りにいかないと情報が入ってこない事。
インターネット上には無数の情報があふれており、
総合的な情報を扱うサイトからニッチな需要に応えたサイトまで、
幅広いページが存在します。
その無数のページから必要な情報を見つける為に、
テレビは情報は勝手に入ってきますが、
ネットでは情報を探しだして見つける必要がある
つまり能動的である、と言えます。
もちろん、Yahooのトップページや大手ニュースサイト等を
毎日見ている人もいるかと思いますが、
それしか見ないという人は少ないはずです。
・ヨーロッパのサッカーが好きな人は、サッカーの情報が集まるサイトに行く
・サッカー用具のブランドを調べたい人は、スポーツ用具のサイトに行く
・サッカー用具を安く買いたい人は、価格比較サイトに行く
こうして、細かく住み分けされたニッチな情報を発見できるのも、
ネットの一つの特徴です。
個人で見つけたサイトをブックマークしたり、
検索エンジンで知りたい言葉を打ち込んで、
自分が求める情報を見ている人が圧倒的に多いと感じます。
若者がテレビを離れネットにハマる理由
さて、当記事ではテレビとネットの特徴を挙げてきました。
若者にテレビ離れが進みネットに没頭している理由は、
自分が探し出した情報によって、自分の欲求を満たす事の方が楽しいから
であると思います。
他人がピックアップした情報よりも、
自らが探し出した情報の方が興味があるに決まっています。
誰かによって提供された情報よりも、
自分で取りに行った情報の方が役に立つでしょう。
自発的に能動的に情報を得ていくというネットの特徴が、
私達をよりハマらせる要因になっている気がします。
一家で食卓を囲みながら、Youtubeやニュースサイトを見る。
そんな事が当たり前になる時代が、すぐそこまで来ているのかもしれませんね。